ろう付けについて少しだけ説明します
ろう付けは、銀や真鍮などのろう材を使い、金属同士を接合します。
溶接しにくいとされる銅の接合などもできます。
また、異種金属の接合なども可能になります(銀と鉄、銅と銀など)
溶接面はろう材を流し込むような形になるのでなめらかになります。
しかし流れのあるものなので、隙間や穴のあいてるものなどの、溶接には
むいてないかもしれませんね。
火で炙るので、薄いものなどは歪みがでやすいですね。
少しだけ説明します。
バーナーとろう材です。
ろう材は銀ロウで、融点は660度(ろう材によって融点は違います)
今回はこれをろう付けします
1.6tのプレートに6Φの丸ナットをtigで点付けしてあります。
これはフラックスです。
フラックスをろう付けしたい場所の塗ります
このフラックスがろう付けでは重要で、母材を火で炙った時の酸化(コゲ)を
防いでくれます。
酸化してしまうとろう付けはできません。
炙っていきます。
フラックスが粉状になり、その後水っぽくなります。
その時にろう材をさしていきます。
このタイミングは勘です。
失敗すると母材が真黒になり、また1からやり直しです。
ろう付けした部分はフラックスによって酸化が防止されてます。
その周りはコゲてしまうので、ステンレスなどの生地での物には
あまりおすすめはできないかもしれません。
だいたいこんな感じです。